小学校入学を控えた子を持つママなどが、ランドセルを購入するために活動する「ラン活」。
ラン活という言葉が浸透してきて、年々開始時期が早まってきています。
そんななか、ラン活に精を出す人たちがいる一方で、そんなのくだらないと感じる方たちもいるようです。
くだらないと言われる人たちには、子供を置いてけぼりにして親がランドセル選びに夢中になっている場合が多いようですよ。
などについて紹介していきます!
ラン活とはなんのこと?
「ラン活」とは、小学校入学を控えたお子さんのランドセルを購入するための活動のことを指します。
「ラン活っていったって、お店に行ってランドセルを買うだけでしょ?」と思う方もいますよね。
それがそうとも言えなくなってきているんです!
ランドセルは6年間使うものだし買い直しするのは難しいので、後悔しないためにも事前準備がとっても大事になってきます。
しかも、人気のランドセルは年々競争が激化しており、早いうちから売り切れてしまうものも・・。
早め早めに準備をして、お目当てのランドセルを購入しようとしている人が多いということですね。
ラン活はいつから始めるの?
ラン活の開始時期はだいたい年中さんの冬頃になります。
年長さんじゃなくて年中さんなのね!思ったより早かったなぁ。
その頃になると各メーカーがカタログの申込みを開始したりデパートでの展示会の情報などが出てきます。
早い人だと、小学校入学の1年以上前から情報を集めて準備するんですね。
高級なメーカーや工房系のブランドに人気が集中する傾向がありますが、こちらは販売開始してすぐに売り切れてしまうということもあるので、早めの準備が必要になってきます。
欲しいものが購入できずに後悔するのは嫌かも。
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お得に買えるのはいつ?
ラン活なんてくだらないと思う方は、機能性や見た目よりも価格重視の方も多く、少しでも安く購入できると嬉しいのではないでしょうか?
ずばりお得に買えるのは。年長さんの12月〜3月になります!
この時期になると各メーカーやブランドから新作が発表されるため、前年の売れ残り商品が値引きされ販売されることになります。アウトレットセールなどよく目にします。
しかし、お目当ての物が売り切れている可能性は大です。
本当にランドセルはなんでもよくて、価格の安いものでいいという方には、この時期に買うのがオススメですが、いろいろと見比べて本当に気に入ったものを買いたいという方には、値引きされるのを待つのはオススメ出来ません・・。
ラン活がくだらないと言われる理由
ラン活に精を出す方がいる一方で、そんなのくだらないという意見を持つ方がいるのも事実です。
くだらないと言われる理由の一つに、親が張り切りすぎているというところがあります。
そもそもラン活とは、少子化の現代で販売数が減る一方のランドセル業界がなんとか自社製品を買ってもらうとする戦略でもあります。
その戦略にまんまとのせられ、子供を置いてきぼりにしてランドセル選びに夢中になる親たちをみていると「くだらない」と思う方がでてくるのです。
良いものを購入したいという気持ちはわかるんだけどね。
ラン活は親のエゴ?
ランドセルは高級なものも多く、見栄をはって高級なものを選ぶ人がいたり、ママ同士でマウンティングするひとたちもいるようです。
ランドセルは子供のためのものなのに、おかしな話ですよね。
高い物だからその子にとってもいいというわけではなく、子供にあったもので本人が気に入ったものを選ぶのが大事だと思います。
その部分を忘れてしまっている親たちには「くだらない」と思ってしまっても仕方ないですね。
ラン活の主役は子ども!子供目線で選ぼう
ランドセルを使うのはお子さんです!あくまでも子供が主役なので、子供目線で選ぶことが大事です!
お子さんが6年間使うものですからお子さんの意見は反映させましょう。
カタログ請求をして実際に選ばせてみるのもいいですね。デジタルカタログもありますが、紙のカタログの方が並べて比べることができるのでオススメです。
展示会にいく前にだいだいの目星をつけておくとスムーズに進みます。
お子さんの好みのカラーやデザインをヒアリングしておきましょう♪
ランドセル選びのポイント
ランドセル選びで重視するべきポイントをご紹介します!
素材
ランドセルに使われる素材には、人工皮革、牛革、コードバンの3種類があります。
人工皮革(クラリーノ)は、昔は利用している方は少なかったのですが、今では約7割以上の方が人工皮革のランドセルを利用しています。
特徴としては、軽いものが多くカラーやデザインが豊富になってます。他の素材に比べると安価なものが多いです。
しかし他の2つに比べると耐久性は劣ります。
牛革は、耐久性も強く本革独特の風合いが出るのも特徴です。
しかし人工皮革と比べると少し重さがあり、水にも弱いというところがあります。
コードバンは最高級の素材となっており、他の素材に比べて品格があります。
丈夫で耐久性もありますが、重さがあり値段も高いものが多いです。
カラー
ランドセルは子供が6年間使うものですので、子供の好みのカラーを選んでもらうといいです。
ただ、あまりにも奇抜なカラーなどを選ぶと、いじめの原因になったり飽きてしまうということもあるので、そうなりそうな時は、子供の意見を反映させつつ上手く誘導してみるのもいいと思います。
サイズ
ランドセルのサイズは主に、「A4クリアファイル対応サイズ」と「A4フラットファイル対応サイズ」があります。
- A4クリアファイル対応サイズ・・縦31cm×横22cm×奥行11cm
- A4フラットファイル対応サイズ・・縦31cm×横23cm×奥行12cm
こちらはA4フラットファイル対応サイズを選ぶようにしましょう。
A4クリアファイル対応サイズを選んでしまうと、A4フラットファイルが入らないので手提げかばんにいれて持っていくことになります。できるだけ荷物は増やしたくないですよね。
背負いやすさ
ランドセルは重くなりがちですので、背負いやすさは重要になってきます。
下記の3点のポイントをチェックしてください。
- フィット性
- クッション性
- 通気性
フィット性
ランドセルが体にしっかいりフィットしていると、体感の重量が軽くなります。
体への負担も減るので、試着してしっかり確認したほうが良い点でしょう。
クッション性
体に触れる部分にクッション性があることで、ランドセルとの摩擦や衝撃を和らげる事が出来ます。
クッション性が低いものだと、動くたびにからだに当たり痛みなどの原因に・・。
こちらも実際に手にとって確認してくださいね。
通気性
フィット性を重視しすぎて、通気性がなくなるのはムレやすくなるためランドセルにも子どもにもよくありません。
ベルトなど体に触れる部分の通気性もチェックポイントです!
安全面
ランドセルの安全面では下記の3つのポイントを押さえましょう!
- 反射材
- 安全フック
- 自動ロック
反射材
冬になると下校時刻には薄暗くなり、交通量も増える時間帯ですので反射材は必須です!
反射材1つでも各メーカーそれぞれの物を導入していますので比較してみてください。
安全フック
ランドセルの両側に体操服などぶら下げているのを見ますが、巻き込まれ事故に合う可能性があり危険なのです。
そのような時のために、ある程度の負荷がかかると自動で外れる機能がついています。
安全のためにもこちらの機能があるか確認してくださいね。
自動ロック
自動ロックとは、カブセを閉めたときに自動でロックがかかる機能です。
ロックを閉め忘れてお辞儀をした時に中身が出てしまうことを防ぎます。
保証
6年間の保証があるのが必須です!
故意に傷つけた場合の保証は有料のことが多いですが、理由を問わず無料保証のメーカーもありますので(セイバンや池田屋など)、わんぱくな子どもで心配というかたはメーカー選びも重要ですね!
まとめ
ランドセルにこだわりたい方はラン活は必要だと思います。
ですが、あくまでも主役は子どもです!
親がでしゃばりすぎずサポートする形で、素敵なランドセルを見つけられるといいですね。
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